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施術ベッドの基本的なサイズ(幅・長さ・高さ)の選び方/クッション選びのポイント

2023年10月17日

整骨院や整体・鍼灸院の施術に欠かせない施術ベッド。 長く使うものだからこそ、慎重に選びたいですよね。
本記事では、高田ベッド製品における施術ベッドの基本的なサイズ(幅・長さ・高さ)の選び方/クッション選びのポイントをご紹介します。 開業予定で初めて施術ベッドを購入するという先生など、サイズ選びに迷ったときの参考にしてくださいね。
(※参考:高田ベッド製作所


* 目次


◆ 幅選びのポイント

一般的な幅の基準



整体・カイロ系  50cm~60cm
マッサージ系   60cm~70cm
鍼灸治療     60cm~70cm
診察       60cm~70cm
リハビリ     70cm以上

  • ・うつ伏せメイン・仰向けメインなど、施術方法により幅のサイズが変わります。
  • ・特に腕の置き方によって幅が決まることが多いです。
  • ・体位変換する場合は、少し広めのほうが無難です。 ※65、70cmをお薦めします。
  • ・ベッドを設置する場所のサイズを考慮し、ベッドのサイズを検討してください。
  • ・職場やテーブルなどでシミュレーションされることが一番確実です。



◆ 高さ選びのポイント

一般的な高さの基準

ベッドの高さ表記は脚のみの高さではなく、クッションの上部分までの高さとなります。


※モデル身長160cm

  • ・思ったより、高さが高かったという理由でサイズ交換を希望される場合が多いです。
  • ・人の厚みや、マクラやクッションの厚みも考慮しましょう。
  • ・職場やテーブルなどでシミュレーションされることが一番確実です。


◆ 長さ選びのポイント


※モデル身長160cm

  • ・長さ180cmのベッドで身長170cmの人が仰向けで寝た場合は余裕がありますが、うつ伏せではちょうど良い大きさとなります。
  • ・一番端に頭を置かないので、枕の位置を考えて選びます。
  • ・ベッドを設置する場所のサイズを考慮し、ベッドのサイズを検討してください。
  • ・職場やテーブルなどでシミュレーションされることが一番確実です。


◆ クッション選びのポイント

クッションのタイプ

●厚さ3cm(標準)
マッサージベッドや診察台用のウレタン厚でもっともスタンダードなタイプ。


●厚さ4cm
電動昇降ベッド・手動昇降ベッドの標準。
●厚さ5cm~9cm
クッションが厚いため、3cmと比べて寝心地が良い。
●整体・カイロベッド(厚さ9cm)
硬めで整体の施術がしやすいタイプ。
●リハビリベッド・訓練台(厚さ4cm)
沈み込みが少ない硬めのウレタンを採用。ストレッチなどに最適。
●低反発
リラクゼーション系・オイル系に人気のタイプ。
●高反発
トレーナー業務やストレッチ・整体治療などに大人気。


◆ 有孔加工について

有孔加工とは、うつ伏せ寝の時に呼吸を楽にするための加工です。
有孔加工にそのまま当てて寝るよりも、お顔への圧迫を軽減するためにマクラやフェイスタオルをご利用ください。



◆ ベッドの脚について

内脚(うちあし)と外脚(そとあし)とは


・内脚⇒脚が内側の方に付いています。施術時に脚が邪魔になりにくい設計です。
・外脚⇒脚が外側の方に付いています。安定感を重視した設計です。


1本脚とH型脚とは


・1本脚⇒強度(等分布荷重)が300kg(普通)です。通常のマッサージ・整体などにしっかり対応します。
・H型脚⇒強度(等分布荷重)が400kgになります。横倒れに強く、ベッドも長持ちします。強いマッサージや整体治療にはこちらがおすすめです。


H型と上段H型について


・上段H型は横バーが施術の邪魔にならない設計です。
※強度(等分布荷重 400kg)はほぼ同じレベルです。



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