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接骨院の浸水対策はできていますか?<台風被害・対策>

2024年08月30日

無題ドキュメント

 
 

接骨院の浸水対策はできていますか?
浸水被害が起こる前に出来る対策と、もし被災してしまったときにするべきことをまとめました。
事前にしっかりと対策をして、被害を少しでも減らしましょう。
 
接骨院の浸水対策
 

 
①大事なものは高い位置へ移動する

レセプトやカルテなどの重要書類や、パソコン・プリンター・医療機器などを高い位置に移動しましょう。
浸水によりデータが破損したり、医療用品が濡れて使えなくなったりする恐れがあります。万一に備えて、データのバックアップも行っておくとより安心です。
 
②ハザードマップを確認
ハザードマップでは、浸水する恐れのある範囲や浸水の深さ・土砂災害の危険地域を知ることができます。各自治体が公開しているハザードマップを確認し、災害が発生したときに危険な場所や被災想定を頭に入れておきましょう。
もし浸水の可能性がある地域に該当する場合、事前に安全な避難経路を確認しておくことも重要です。
 
③簡易水のうを作る

出入り口に水のうを設置することで、道路から接骨院への雨水の浸入を抑えることができます。
簡易水のうは、40リットル程の容量のゴミ袋を二重にし、半分くらいまで水を入れてしっかりと口を閉じて作成します。出来上がった水のうは、段ボールなどに入れレジャーシートで包み、出入口に隙間のできないように並べましょう。
 
また、場合によっては下水が逆流し、トイレからあふれ出すことがあります。悪臭や感染症の原因になるため、トイレの排水溝も簡易水のうでふさぎましょう。
 
 
万一、被災してしまったら
 

 

自身の施術所に浸水が発生してしまったら、まずは写真を撮りましょう。
真っ先に片づけたい気持ちになるかもしれませんが、この写真が支援や保険の手続きの際に被害程度を証明する重要な証拠になります。
身の危険が及ばない無理のない範囲で、撮影してください。
 
★撮影のポイント
① 建物の全景を撮る
被災の全体像がわかるよう、建物の外から4方向(東西南北)で撮影しましょう。
② 浸水した深さを撮る
どこまで浸水したかわかるよう、比較対象(体や物差し)を入れて撮影しましょう。
③ 屋外設備の被害状況も撮る
家の中の被害だけでなく、エアコンの室外機や屋根など、屋外設備の被害も忘れず撮影しましょう。被害箇所は「全景」と「寄り」どちらも撮ると尚良いでしょう。
 
また、台風などの自然災害によって被害が生じた場合、被害程度を証明する「罹災証明書」がさまざまな支援を受ける際に役立ちます。
罹災証明書を申請できるのは原則住家のみですが、自治体によって店舗や事業所なども対象としているところもあります。まずは施術所のある自治体にご確認ください。
(多くの自治体では、店舗や事業所が対象となるのは罹災届出証明書(自治体によって名称が違います)です。)

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