アトラストア売れ筋の鍼 使い比べ!

徹底比較~鍼編~

◆いろんなメーカーの人気商品を刺しまくり!

いろんなメーカーの人気商品を刺しまくり

第一回目は、「徹底比較~鍼編~」と題して、様々なメーカーの鍼を実際に試し、使い心地を比較してみたいと思います。"鍼"と一口に言っても、その種類はバリエーションに富んでいます。鍼灸院でよく利用されている鍼は、「ディスポ鍼」「円皮針」「皮内鍼」の3つです。
では、順番に比較してみたいと思います。
※あくまでも個人の意見です。

教えてくれたのはこの人!

◆U先生鍼灸師。全国に90院以上展開するほねつぎチェーンで働くすべての施術者たちの新人を含む技術研修を一手に引き受ける。鍼灸売上100万以上、最大同意医師38件の実績を持つ。その経験を活かし、全国各地の接骨院・鍼灸院をサポートするため、鍼灸保険セミナーの講師も務める。

◆ディスポ鍼を比較してみました!

「ディスポーザブル鍼」、略して「ディスポ鍼」です。使い捨てタイプの鍼で、衛生面の観点からも安心して使うことができます。ディスポ鍼は、ひとつひとつの鍼の単価が比較的安価です。使い捨てですが、折れにくく丈夫な点が支持されています。

1. セイリンディスポ鍼JSP No.1(0.16×40mm)

セイリンディスポ鍼JSPセイリンディスポ鍼JSP

普段から使っているため「使いやすい」というのもありますが、鍼尖が丸い分、患者さまが感じる切皮痛が起きにくいと言えます。鍼がしなやかなので、身体の中の筋の変化が感知しやすいです。鍼の振動の返りで筋の質がわかるのですが、しなやかだからこそわかることだと思います。
使いやすさでもう一点、セイリンの鍼は、鍼柄と鍼管が1mmほどの点で超音波溶着されています。
そのため、片手でカチっとするだけで簡単に外せ、しかも使用済みかどうかが一目でわかります。

セイリンディスポ鍼JSP

2. ユニコディスポ鍼Pro 1番1寸3分 #1(0.16×39mm)

ユニコディスポ鍼Proユニコディスポ鍼Pro

鍼管が六角形になっていて、手になじみやすく安定感があります。鍼柄がオールステンレスなので、電気を流す時に伝わりやすい仕様になっています。灸頭鍼でもぐさを付けることもでき、割と幅広い用途に対応できると思います。
鍼に弾力性があるので、刺した時に筋に抵抗される感覚はありますが、筋肉の固い部分にはアプローチしやすいと言えます。個人的には、パッケージの剥がしやすさも魅力的です。

ユニコディスポ鍼Pro

3. ユニコディスポ鍼S 1番1寸3分 #1(0.16×39mm)

ユニコディスポ鍼Sユニコディスポ鍼S

持った感覚はProと変わらないように感じますが、刺入感が全然違います。筋にスルっと入りやすく、とても使いやすいです。セイリンJSPともまた違うかんじで、鍼は同じ太さのはずなのにとても細く感じます。

ユニコディスポ鍼S

4. NEOディスポ鍼 クサビタイプ【3番×1寸6分】(1P100本入り)

アトラストアでは取扱いがありませんが、人気のある鍼なのでご紹介したいと思います。NEOディスポ鍼の鍼先は、スムーズな刺入が特徴の「松葉型」を採用しています。鋭さの中にも、どこか柔らかみのある鍼先が特徴です。鍼柄(SPタイプ)、鍼管(ワンタッチタイプ・クサビタイプ・4本パック)が番手により色分けされていて、とてもわかりやすいです。

5. ファロス 職人鍼 A300/300本(SJ-524) (39mm×0.18)

5本1包装で、使いやすいディスポ鍼です。慣れてくると、一本一本パッケージを開いて使うより、こちらのパッケージの方が時間も短縮できます。カラーホルダー付で、鍼の折れや曲がりを防止してくれる点も助かります。

◆円皮針・皮内鍼を比較してみました!

「円皮鍼と皮内鍼がどう違うのか?」という質問を患者さまからたまにいただきます。どちらも「置き鍼」と呼ばれるもので、短い鍼を皮膚に貼ることにより、持続的な刺激を与えられる鍼です。円皮鍼と皮内鍼の大きな違いは刺入方法です。円皮鍼は皮膚に真っ直ぐ刺入しますが、皮内鍼はテープと鍼が独立していて、鍼が皮膚と水平になる様に刺入します。鍼に抵抗があるという患者さまにも比較的提案しやすく、患者さまが自宅に帰ってからのセルフケアとしても有効です。

1. パイオネックス

パイオネックスパイオネックス

ムレたりかぶれたりすることが少なく、しかも剥がれにくいため、快適に使用できる円皮針です。鍼先、絆創膏の粘着面が指先に触れることなく、簡便に貼ることができます。1枚の絆創膏に鍼を樹脂で固定しているので、肌にぴったりと密着させることができます。

パイオネックス

2. ファロス 円皮鍼100本入り(SJ-525) - 太さ0.18mm×針長0.9mm

パイオネックスファロス 円皮鍼100本入り(SJ-525) - 太さ0.18mm×針長0.9mm

二重テープで鍼がしっかりと固定されています。通気性が高く、肌に優しいサージカルテープが使用されています。ブリスターパックで滅菌されているので、衛生面も安心です。100枚の鍼が入って1,000円前後で買えるので、コストパフォーマンスも高いと思います。

ファロス 円皮鍼100本入り(SJ-525)

◆比べたことで、好みがもっとわかる!

鍼灸師 U先生の選定基準は大きく以下の3つでした。

・筋肉の返りが明確な刺入感
・手になじむ持ちやすさ
・片手での操作のしやすさ

同じメーカーの番手違いや、他のメーカーの鍼など、新たに使ってみると意外な発見があるかもしれません。
自分にしっくりと来る、使い心地のよい鍼を探してみてはいかがでしょうか?

セイリンディスポ鍼JSP

セイリンディスポ鍼JSPNo.1(0.16×40mm)

ユニコディスポ鍼Pro

ユニコディスポ鍼Pro1番1寸3分 #1(0.16×39mm)

ユニコディスポ鍼S

ユニコディスポ鍼S

パイオネックス

パイオネックス

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