コラム

円皮鍼にもいろいろある!貼りまくって大検証!

徹底比較~円皮鍼編~

円皮鍼にもいろいろある!貼りまくって大検証!

円皮鍼にもいろいろある!貼りまくって大検証!

「円皮鍼」と一言で言っても、さまざまな種類があります。実際に貼ってみて、どのような違いがあるのか検証してみました。

痛いのはやっぱり怖い!?痛みが少ない円皮鍼は?

山中:円皮鍼はあまり痛みを感じないものの、「鍼」というだけあってチクっと切皮痛が起こることもあります。患者さまの中には、わずかな痛みでも怖く感じる方もいらっしゃいますので、まずは「痛みの少なさ」を、3種類の円皮鍼で比較してみます。

上田:3つのうち、どれが1番痛く感じないのか、実際に貼ってみましょう。

腕に3つ貼った画像腕に3つ貼った画像

上田:3つとも貼り終わりました。メーカーが違うもの、同じメーカーでも鍼の長さの違うものもありますが、3つのうち1番刺激を強く感じられたのはどれでしたか?

山中:1番刺激が強かったと感じたのは3番目ですね。2番目の円皮鍼は、全然チクっとも感じませんでした。そして、1番目は最初チクっとしましたが、今は特に何も感じないですね。

上田:では、答え合わせをしましょう。

タフリー 円皮鍼

上田:最初に貼らせていただいたのが、「タフリー 円皮鍼」です。鍼の長さは1.3ミリのものを使用しました。

セイリン パイオネックスゼロ

上田:2番目に貼らせていただいたのが、「セイリン パイオネックスゼロ」です。皮膚に刺入しない押圧刺激を与えます。

セイリン パイオネックス

上田:3番目に貼らせていただいたのが、「セイリン パイオネックス」です。2番目の円皮鍼と同じメーカーですが、一番鍼長が長い1.5ミリのタイプです。鍼の長さが長いほど刺激も強くなりますので、刺さっている感覚が出やすいのです。

上田:刺激の強さでいうと、一番刺激が強いのが③パイオネックス(鍼長1.5ミリ)、次に①タフリー、一番刺激が弱いのが②パイオネックスゼロになります。

円皮鍼でも鍼の長さが違う円皮鍼でも鍼の長さが違う

■患者さまが安心できる円皮鍼選びを

山中:円皮鍼はどのようなときに使い分けるのですか。

上田:施術方針によっても使い分けることもありますが、例えば、鍼灸施術を初めて受けられる患者さんは「鍼って怖そうだな」というイメージをお持ちの方も多いと思いますので、パイオネックスゼロのような刺激が少ない円皮鍼を使って、「刺激量の少ない鍼灸施術もあるんですよ」と、安心して施術を受けられるということを知っていただきます。そういう商品の使い分けも、患者さんのために必要だと思います。

施術者は手際が命!貼りやすい円皮鍼は?

山中:次のテーマは「貼りやすさ」です。手際の良い施術で患者さんに安心感と信頼を得てほしいので、貼りやすい円皮鍼は一体どれなのかを調査しました。

上田:鍼灸師は手際が命なので!今回は2種類の円皮鍼を使って行いました。

タフリーとパイオネックスゼロ

山中:今回、ツボの位置を確認して貼るわけではないので、純粋に各5個ずつ貼るのにかかった時間を計り、どっちの円皮鍼が速く貼れるかというのを、上田さんに実証していただきました。どちらの円皮鍼の方が貼りやすかったとか、感想はありますか?

上田:そうですね、ちょっとパイオネックスの方が手間取ってしまったと思います。

■円皮鍼を貼るのにかかった時間は?

山中:上田さんが貼り始めてから、貼り終わるまでの時間を計りましたが、結果はこのようになりました。

タフリー:17秒
パイオネックス ゼロ:22秒

上田:やはりパイオネックスが少し遅かったですね。

山中:見ていた側の印象ですが、パイオネックスを貼っている時に、円皮鍼についている台紙(剥離紙)のゴミが出ましたよね。今回は純粋に手に貼るだけの時間測定でしたが、円皮鍼を貼って台紙を捨てる、という一連の作業を考えると、もう少し時間かかりそうに感じました。

上田:そうですね。タフリーは台紙がプラスチックの一体型になっているので、細かいゴミが出にくいのも長所です。

パイオネックスは剥離紙のごみが出てしまうパイオネックスは剥離紙のごみが出てしまう

山中:なるほど。タフリーの円皮鍼は、よりスタイリッシュに鍼施術を提供できるということですね。

上田:上手く使えば、より手際が良い施術が提供できると思います。

円皮鍼が目立つと恥ずかしい!?目立たない円皮鍼は?

山中:「円皮鍼は目立たない方が良い」という女性の声を聞きました。何で目立たない方が良いと思うんですか?

撮影スタッフ:恥ずかしいです。手や首などの肌が露出している部分に貼っていると「それ、どうしたの?」「何かついているよ?」と言われるんです。

山中:なるほど。ということは、できるだけ貼っていることが分かりにくい円皮鍼の方が良いということですか?

撮影スタッフ:その方が女性はありがたいと思います。

山中:今回は、タフリーとセイリンの2種類の円皮鍼を比較し、どちらが目立たないかを検証します。

タフリーとパイオネックスゼロ

上田:手に貼ってみるとこんな感じです。

手に貼った画像手に貼った画像

山中:タフリーは、見た目が少し派手な感じがしますね。

上田:やっぱり、肌の色味や質感と比べると、ちょっと浮く感じになりますね。

山中:女性から見て、どっちが目立ちにくいですか?

撮影スタッフ:パイオネックスの方が目立ちにくいです!肌に馴染んでいるように見えます。

上田:円皮鍼のテープの素材によっても目立ち方は変わってきます。また、目立たなさとは別ですが、今回使用したパイオネックスのテープ面には、すごく細かい穴がいくつも空いていて通気性にも優れているため、ムレにくい・かぶれにくい、というところもパイオネックスの特徴ですね。

山中:なるほど。では、初めて円皮鍼を貼る患者さんで「円皮鍼を目立たせたくない」「肌が弱いから円皮鍼を貼り続けるのが心配」という方は、このパイオネックスがおススメということですね。

上田:比較的、安心して貼っていただけると思います。

まとめ

それぞれの円皮鍼の特徴を活かしていけば、多くの患者さまが安心できる施術に近づけるでしょう。

・「鍼が怖い」と感じている患者さまには… 刺激の弱い円皮鍼!
・手際よく施術したいなら… 台紙一体型の円皮鍼!
・円皮鍼を目立たせたくないなら… 素材にこだわっている円皮鍼!

施術方針・患者さまによって円皮鍼を使い分けてみませんか。

今回使用した円皮鍼はコチラ